丸の内ギャラリーでは11月25日から12月26日の会期にて、
ベルギーの作家ジャン・クロード・ウーターズの国内三度目となる展覧会を開催致します。
ジャン・クロード・ウーターズはヨーロッパを拠点に幅広く活躍する作家です。
現在は写真の制作を主軸にしておりますが、単なる写真家ではなく、
より広範はアーティストとして括るべき作家といえるでしょう。
過去二度に渡る日本紹介以来、各方面から大きな評価を受けております。
マック・パワー誌の2008年5月号の特集にて
「いま、知っておくべき世界のフォトグラファー50人」に於いて
並居る巨匠を抑え大きく取り上げられる他、
ニューヨークのブルーミング・デールズにて人気デザイナー、マーク・ジェイコブスとの
コラボレーションも成功し、ますます今後の活動にも注目が集まっております。
今回の展覧会では、仏像を被写体とした作品を約10点展示いたします。
白と限りなく白に近いグレー、そして黒と限りなく黒に近いグレーの境界に
画像を結び付けられた、有名、無名の仏像たちは、
ウーターズの手により更に抽象化されその聖性を現わします。
2009年の最後を飾る展覧会となります。
ぜひ会場にて、直に作品の魅力に触れていただければ幸いです。
展覧会の様子へ
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